リフォーム会社選びで「直感」は禁物!
リフォームの成功は「会社選びで9割決まる」と言っても過言ではありません。
担当者の人柄が良いからといって、技術力や経営状態が良いとは限らないのがこの業界の難しいところです。
感情や勘に頼らず、客観的な事実に基づいて判断するための「3つの基準」をご紹介します。
ポイント①:「建設業許可」を持っているか確認する

まず最初に確認すべきは、その会社が「建設業許可」を取得しているかどうかです。
実は、500万円未満(税込)の軽微なリフォーム工事であれば、法律上、特別な許可がなくても誰でも請け負うことができてしまいます。
これが、リフォームトラブルが多い一因でもあります。
しかし、あえて「建設業許可」を取得している会社は信頼度が段違いです。
なぜなら、許可を得るためには以下の厳しい条件をクリアする必要があるからです。
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一定の経営経験(5年以上など)があること
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専任の技術者が在籍していること
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500万円以上の資金力があること(財産的基礎)
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誠実性が証明されていること
つまり、建設業許可を持っている会社は、「国や都道府県から、技術力と経営の安定性を認められた会社」というお墨付きがあるのです。
建設業許可のチェック方法は、会社のホームページの「会社概要」を見てみましょう。
「〇〇県知事許可(般-〇)第〇〇号」といった記載があれば合格です。
ポイント②:希望する工事と「同種の実績」があるか

「リフォーム実績多数!」と謳っていても、その中身が重要です。
一口にリフォームと言っても、トイレ交換が得意な会社もあれば、間取り変更を伴うフルリノベーションが得意な会社もあります。
あなたが希望する工事(例:水回りの移動、耐震補強など)と同じ種類の施工事例が豊富にあるかを確認してください。
ここで重要なのは、「施工中の写真」も見せてもらうことです。
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完成後のきれいな写真: デザインセンスしか分からない
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施工中の写真: 養生(保護)が丁寧にされているか、現場が整理整頓されているか(=現場管理能力)が分かる
現場が汚い会社は、仕事も雑な傾向にあります。同種の工事経験があり、かつ現場管理が行き届いている会社を選びましょう。
ポイント③:見積書に「一式」が少なく、詳細が明記されているか

最後の砦は「見積書」です。 ここで最も警戒すべきキーワードは「〇〇工事 一式」という表記です。
もちろん、ごく小さな部品などで「一式」を使うことはありますが、メインの工事項目で「キッチン工事一式 100万円」としか書かれていない場合は要注意です。これでは、どのグレードの商品を使うのか、どんな作業が含まれているのかが全くわかりません。
信頼できる会社の見積書は、以下のように細かく記載されています。
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商品名・品番(メーカー名含む)
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数量・単位(㎡、個、人工など)
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単価
詳細な見積書は、「ごまかしのない誠実な姿勢」の表れです。 また、見積もりの内容について質問した際に、「あ、それは現場で調整しますから大丈夫ですよ」と曖昧にせず、「なぜこの費用がかかるのか」を素人にもわかる言葉で説明してくれる担当者であれば、契約後もトラブルになる可能性は低いでしょう。
焦らず「比較」することが成功への近道

信頼できるリフォーム会社を見分ける3つのポイントをおさらいしましょう。
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【資格】「建設業許可」を取得しているか(経営と技術の保証)
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【実績】「同種の工事」の経験と、現場写真があるか(得意分野の確認)
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【透明性】見積書が細かく、説明が論理的か(誠実さの証明)
リフォームは決して安い投資ではありません。 1社だけで即決せず、必ず2〜3社から相見積もりを取り比較検討し、上記のポイントに照らし合わせて「ここなら任せられる」と思えるパートナーを見つけてください。